9月21日（現地時間同日）、ネパールの首都カトマンズにおいて、我が方、菊田豊駐ネパール日本国特命全権大使と、先方クリシュナ・ハリ・プシュカル・ネパール財務省次官（Mr. Krishna Hari Pushkar, Secretary, Ministry of Finance, Nepal）との間で、総額159億100万円を限度とする円借款及び総額22億5，600万円を限度とする無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。案件の概要は次のとおりです。
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円借款
（1）案件名：都市送配電網整備計画（Urban Transmission and Distribution System Improvement Project）（159億100万円）
（2）ネパールの主要都市部であるカトマンズ首都圏及びポカラ市を候補に、送配電網整備等を実施するものです。この協力において、主要都市部の電力供給の安定化・効率化が図られ、同国の経済発展及び住民の生活環境向上に寄与することが期待されます。
（3）供与条件は以下のとおりです。
ア 金利：0.01％
イ 償還期間：40年（10年の据置期間を含む。）
ウ 調達条件：一般アンタイド
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無償資金協力
（1）案件名：「タライ東部地域における灌漑施設改修計画」（ The Project for the Rehabilitation of Irrigation System in Eastern Terai Area）（22億5,600万円）
（2）ネパールの穀倉地域であるタライ平野東部のサプタリ郡チャンドラナハル灌漑地区において、既存灌漑施設の改修を実施するものです。この協力において、灌漑用水の効率的利用及び安定的活用が図られ、同地域の農業生産性の向上を通じたネパールの経済成長及び貧困削減に寄与することが期待されます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_001266.html
