新学校の一体感もデニム制服の色合いも、ずっと失わないように! 福山の中学用に国内最大手のカイハラが開発(中国新聞デジタル)
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広島県福山市新市町の新市中央中が来春、町内に本社があるデニム製造の国内最大手、カイハラのデニムを使った制服を導入する。2校の統合で4月に誕生した学校に一体感を生み出そうと、地元有数の企業の生地を取り入れる。制服としての品質を確保するため、デニムの特色である色落ちを防ぐ生地を同社が生み出し、保護者たちの思いに応えた。

カイハラが学校の制服用に生地を造るのは初めてとなる。洗濯や摩擦による色の変化を防ぐため、1年余りかけて素材を考案。あらかじめ染色した繊維を使って生地を織り、濃紺の色合いを長期間保てるようにした。また、ジーンズよりも軽い着心地にするため、細い糸を使って薄手に仕上げた。

縫製は学生服大手の菅公学生服(岡山市北区)に依頼した。来春の新入生から着用する。男女兼用のジャケットを用意し、女子はスカートとスラックスの両方を選べる。年間通して着られる素材という。