なぜ多数派は間違い続けるのか。プーチン支持、EU離脱、憲法改正… [905624304]
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ウク信とかコロおじとか多数派だったけど大間違いだったな 一般に行なわれていることとまさに反対のことをするがいい。たいていのばあいよいことをすることになるだろう。人は子どもを子どもにしようとはせず、博士にしようとしているので、父親や先生は、しかったり、矯正したり、文句を言ったり、きげんをとったり、おどかしたり、約束したり、教えたり、道理を説いて聞かせたりすることを、どんなにはやくはじめてもはやすぎないと考えている。もっとうまくやることだ。合理的にやることだ。そして生徒とは議論しないことだ。とくに生徒がいやがることを承知させようとして道理を説いて聞かせるようなことはしないことだ。そんなふうに不愉快なことに道理をもちだすのは、それをやりきれないものにして、まだ道理を理解することができない精神に、はやくからそれを信用できないものと考えさせるにすぎない。
肉体を、器官を、感官を、力を訓練させるがいい。しかし、魂はできるだけ長いあいだなにもさせずにおくがいい。いろいろな考えを評価する判断力が生まれるまえのあらゆる考えを恐れなければならない。外部からの印象を押しとどめ、さえぎらなければならない。そして悪が生まれてくるのをふせごうとして、はやく善を育てようといそいではいけない。理性が光りをあたえなければ、善もけっして善とはならないからだ。あらゆるおくれは利益となると考えるがいい。なにも失うことなしに目標に進むのはひじょうに大きな得をしたことになる。子どものうちに子どもの時期を成熟させるがいい。それにまた、子どもになにか教訓が必要になったとしても、あしたまで延ばしても危険がないなら、きょう教訓をあたえるようなことはさしひかえるがいい。
ジャン=ジャック・ルソー
エミール、または教育について第二編
岩波文庫エミール(上)p.172~173 狭き門より入れ。
滅びに至る門は大きく、その道は広い。
民主主義は納得治だから ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています