10月にかけても真夏日続出か 「暑さ寒さも彼岸まで」ならず 残暑いつまで
シルバーウィーク最終日の25日(日)は、広い範囲で晴れて、九州~東海は所々で最高気温30℃以上の真夏日になりました。
あす26日(月)は彼岸明けとなりますが、この先も気温は平年より高めとなり、「暑さ寒さも彼岸まで」とはならず。残暑いつまで?
9月下旬 例年は真夏日グッと減る
例年、9月も下旬になると、真夏日はグッと減る所が多くなります。
過去10年(2011年~2020年)までの東京都心の真夏日(最高気温30℃以上)の日が何日あったか、9月旬別にみると、上旬・中旬は3日~5日ありますが、秋の彼岸を迎える下旬は0.5日とグッと少なります。
まさに「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですが、今年は残暑が長引きそうです。
高温に関する天候情報発表中
この先、週間予想最高気温をみると、シルバーウィーク明け26日(月)~27日(火)は、名古屋や大阪で真夏日予想。
東京都心も30℃近くまで上がる見込みです。
週の中頃は雨で、いったん真夏日地点は少なくなりますが、30日(金)~10月2日(日)にかけては、福岡~名古屋で真夏日予想です。
また、北日本も気温が高く、札幌のこの時期の平年は20℃くらいですが、25℃前後まで上がる日が多くなりそうです。
気象庁は、9月28日(水)~10月6日(木)にかけて、九州から北海道で気温が平年より高くなる確率が高いとして、高温に関する早期天候情報を発表しています。
日も短くなり、朝晩はヒンヤリしてきましたが、日中の暑さはまだ続きそうです。
9月は台風が相次いで襲来し、記録的な大雨となった所では復旧作業が急がれますが、10月にかけても熱中症に注意が必要です。
https://tenki.jp/forecaster/r_fukutomi/2022/09/25/19720.html