「学校給食」からフルーツ、デザート消えた 相次ぐ値上げ…牛肉は豚や鶏で代用、揚げ物も頻度減

学校給食からフルーツやゼリーが消えた。
相次ぐ食品の値上げに対応するため、
単価の高いデザートの削減を余儀なくされたという。
兵庫県内のほかの自治体も秋の味覚のクリを使ったメニューを見送り、
牛肉を使った料理は鶏肉や豚肉で代用する。
各市町の担当者は知恵を絞り、物価高騰の中で限られた食材費をやりくりする。(田中宏樹)

来年まで乗り切れるか…

 相生市は鶏の唐揚げの肉をもも肉から安価な胸肉に変更し、
レモンや塩こうじで味付けしておいしさを保つ。ふりかけは原料から手作りする頻度を増やし、
既製品より費用を抑える。物価高の収束が見通せない現状に担当者は
「来年まで乗り切れるか不安」と漏らしつつ、
「できるだけ工夫し、おいしい給食を維持したい」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06e4446c1ada78c34ad3cc3c3c9cbc4b5958e6cb