式壇には安倍氏がつけ続けていた議員バッジと拉致被害者救出の思いを表すブルーリボンバッジが安置されることになっている。その式壇が「富士山」をモチーフに作られることは既に報じられているが、式壇のデザインにはどんな意味があるのか。 式壇は正面中央下部に国旗が配置される。その左右には、富士の広く伸びた裾野を表現する緑と、頂にかぶった雪をイメージした白い花々が飾られる。それらが正面から見ると台形となっており、雄大な富士山が形作られている。そして、式壇の上に大きな遺影が掲げられる。 安倍氏が富士山を愛していたことは有名だ。富士のふもと、山梨県鳴沢村に別荘を構え、長期休暇のたびにそこで骨を休めていた安倍氏。2018年には来日したインドのモディ首相を別荘に招待し、夕食会を開いたこともある。その年の元日にはTwitterで、〈東京はとっても良いお天気で富士山が綺麗に見えました。その神々しい姿に思わず手を合わせ、年頭にあたり我が国の平和と繁栄を祈念いたしました〉と投稿していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/752cc84c79fe81e9e6ce84cec9190a2ed6778425