NCSOFTのホン・ウォンジュンCFOは「『Throne and Liberty』はPay to Win(課金で勝つ)ではなく、Play to Win(プレイして勝つ)の方向性で運営する。従来のゲームとは異なる課金システムを計画中だ」として運営方針を述べた。加えて「Pay to Winに対する嫌悪感が韓国MMORPGの成長を阻害する要因だと思う」と述べ、市場を憂慮する部分を最大限肯定的に変えられるよう全社的に努力していると説明した。

したがって課金システム、プラットフォーム、コンテンツの側面で従来のNCSOFTのゲームとは異なる戦略で『Throne and Liberty』がリリースされることになる。続いてホン・ウォンジュンCFOは「これまで韓国が制作したMMORPGが西欧圏で主流になることはなかった。そのうえで西欧圏のMMORPG市場を形成する役割として貢献することを目標にしている」と明らかにした。

最後にホン・ウォンジュンCFOは「『Throne and Liberty』は2022年第4四半期(10~12月)のグローバル同時発売を目標にしている」と伝えた。続いてプラットフォームは「Steam(PC)、PlayStation、Xboxなど主要コンソールも準備中である」と付け加えた。また、「いままで私たちがやってきた自社IPを活用したモバイルゲームのような売上は期待できない。その売上を引き換えに西欧圏での地位を確立することを優先している」と語り、収益よりも『Throne and Liberty』の定着を目指す方針のようだ。

https://mmorpg.jp/throne-and-liberty-aiming-for-play-to-win-not-pay-to-win/