農薬散布補助事業で職員が申請書改ざん 舟橋村でまた不祥事
役場内のパワーハラスメント問題などをきっかけに村長の不信任が議決され、議会が解散された舟橋村で、新たな不祥事が発覚です。
農薬散布への補助事業で、村の担当職員が申請書を改ざんし、委託業者に補助金を過大に支払っていたことがKNBの取材で分かりました。
舟橋村は、2019年からドローンによる農薬散布への補助事業を始め、随意契約で委託した業者に10アールあたり2000円を補助しています。
関係者によりますと、委託した業者の代表と村の担当職員が結託し、職員が散布面積を過大に改ざんした申請書を作成して実績以上の補助金を業者に支払っていたということです。
村によりますと、この不正は去年発覚した村の官製談合事件に伴い調べられた中のひとつで、古越村長に報告されましたが、当時問題にされることはなかったということです。
数家キャスター
「ドローンによる農薬散布で職員作成の資料に面積の過大申告があったと。これについては耳に入っているのか?」
古越村長
「それにつきましては実際のところ、やはりあったんだろうというふうに思っています」
数家キャスター
「処分は?」
古越村長
「されておりません」
数家キャスター
「その理由は?」
古越村長
「本人が一生懸命やっていたということで、今回は処分を見送るという形でさせていただきました」
職員は現在はこの事業を担当していないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75952801816f13e761b7c9cb5f1e7f80bc245d65