ガソリン補助、来春まで延長 政府、総合経済対策で検討

 政府がガソリンなどの小売価格を抑える燃油補助金の期限を年末から来春に延長する方向で検討に入ったことが1日、分かった。10月末に取りまとめる総合経済対策に盛り込み、今後編成する2022年度の第2次補正予算で財源を確保する。規模は1兆円を超え、補助開始からの予算は総額で4兆円を上回る見通しだ。複数の関係者が明らかにした。

 ガソリン補助金は9月上旬、同月末としていた期限を年末まで延長することを決めたばかり。年明け以降も継続すれば4度目の延長となる。来春の統一地方選をにらみ、補助水準を維持したままの延長を求める声が自民党内にある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f57ac4b69083f58f62c0d2fea7e2c6426d7f5545