兵庫県は首都圏からの観光客などが伸び悩んでいることから、県内各地の魅力を
積極的に発信していこうと、観光プランを企画している旅行会社の担当者に県内を
めぐってもらう体験型のツアーを行っています。

兵庫県は首都圏の1都3県から訪れる観光客などの割合が関西2府4県で最も
低くなっていて、コロナ後を見据えた観光施策の練り直しが課題となっています。

会場には斎藤知事も訪れ、「兵庫県のイメージがわきにくいという人もいる。
県内のそれぞれの地域が育んできた魅力を発信し、多くの人たちにファンに
なってもらいたい」とあいさつしました。

観光庁の調査によりますと、3年前に兵庫県を訪れた外国人観光客は
全国でも11位の180万人余りでしたが、消費単価でみると1人あたり3万円にとどまり、
全国で41位とワースト10に入っています。

つまり兵庫は、人口の多い首都圏からの観光客は相対的に少なく、
外国人観光客は訪れたとしても「お金を使っていない」のが現状です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220927/2020019711.html