3日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、旧統一教会問題などで揺れる中、この日、12月10日までを会期とする臨時国会が招集されたことを報じた。

 コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「旧統一教会問題は政治的には方向性が見えてきたのは、教団自体を解散させるとか、そういうことはもう政治はやりません。世論も今は統一教会への解散命令だ!という声も強いですけど、僕は法律的にはできないと思ってますから」と発言

「ただ、個別に被害を被っている人たちは救済していく。それは消費者契約法の改正で献金を無効にするとか、無効にした後に消費者団体訴訟とか、返してもらうための手続きを簡単にするとか。脱会したいと精神的に悩んでいる人たちをサポートしていくとか、個別にしっかり対応していくということであって」と続けると、「昨日も萩生田(光一政調会長)さんが『解散請求はしない。困難だ』と(言った)。僕はこれが法律的見解で、今までそれがごっちゃになって。信者の個別的な違法行為の話と教団の幹部たちが本当に違法な犯罪行為をしていたのか、このへんがごっちゃになった議論になっていた」と話した。

 その上で「僕は旧統一教会を擁護するつもりはないですけど、感情的になってはダメです。これは(安倍元首相の)国葬の時もそうですけど、感情で『国葬だ!』と言っておかしくなったのと同じように法に基づいて判断しないといけないから、あくまでも旧統一教会の問題は個別に違法行為をただしていくでないといけない」と結論づけていた。
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