「給料は変わらないのに物価は上がっている」 岸田政権発足から1年、 実質賃金は前年より1.8%減【家計クライシス】 10/4(火) 18:13


岸田政権はきょうで1年です。様々な経済対策が打ち出されてきましたが、恩恵を実感できているでしょうか?

岸田総理 「分配なくして次の成長は無しです」

ちょうど1年前、こう話していた岸田総理ですが、きのうの所信表明では「分配」という言葉は一度も使われませんでした。岸田政権の経済対策は、良く言えば「機動的で切れ目のない」悪く言えば「場当たり的」な対応に追われた1年となりました。

30代看護師 「給料は増えないのに使うお金は増えていって生活苦になりそう」

40代パート 「ガソリン代もだいぶ高い。1リッター20~30円とか上がっている」

象徴的なのは“ガソリン補助金”です。あくまで価格の激変緩和のための時限的、緊急避難的な制度だったはずが、夏の参院選を前に拡充するとやめられなくなり来年の春までの延長を検討しています。 1日およそ100億円に上る額が使われていて、「高級車を乗り回すお金持ちのガソリン代まで税金で補助していて、一体いくら使うつもりなんだ」「脱炭素にも逆行している」と疑問の声が出ています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9628b06da392d9e636473f771ede459d76119ca