アジア・オリンピック評議会(OCA)は3日、プノンペンで理事会を開き、2029年冬季アジア大会をサウジアラビアで開催する方針を固めた。冬季大会の中東開催は史上初とアピールし、4日の総会に諮る。会場は北西部で開発が進む未来都市「NEOM(ネオム)」の山岳リゾート、トロヘナ地区。標高2千メートル前後で冬場は氷点下になるという。
 26年に愛知県と名古屋市が共催する夏季アジア大会の馬術は、昨夏の東京五輪の会場を活用することも明らかにした。当初は同県内での実施を計画していた。OCAによると、検疫上の理由で大会組織委員会が変更を申し入れた。(共同)
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