Polyphia - "ABC" feat. Sophia Black / covered by Kotono, Hazuki and Li-sa-X
https://www.youtube.com/watch?v=sZG24YVChKI

残された発言と写真から、天才ギタリストの魅力的な人柄を紐解く。「ランディ・ローズ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea31f0b3846f8d0567bd9b3aed99262ae5ab6de

クワイエット・ライオット、オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストであり、25歳の若さで天国に旅立ってから今年で40年を迎えるランディ・ローズ。その足跡を辿るドキュメンタリー「ランディ・ローズ」が、11月11日(金)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほかで全国公開される。ランディが思いを明かした発言、および場面写真が到着した。

「7歳の頃は深く考えずただ弾いていただけ。当時のギターは古いスパニッシュだ。何でも弾いたよ。“グロリア”や“ルイルイ”や、ラジオで聴いた曲とか」と話すランディ。母親が音楽学校を経営していた影響で、6歳からギターを始め、フォーク・ギターのレッスンでコードや旋律を学んだという。ランディを9ヵ月間指導した教師に“自分にはこれ以上教えられない”と言わせるほどの腕前だった。

「母はいつも僕を励まし、僕の才能を信じてくれていた。僕に仕事を与え、機材を揃えてくれた」と、きっかけを与えてくれた母親への感謝を忘れない孝行息子でもあった。ギタープレイと人間性は別だと理解し、傲慢な姿を見せなかったランディは、「誰に影響を受けたかとよく聞かれるが、ギター歴が長ければ変わっていく。気に入れば何でも聴く。だけど音楽的な好みとしては、マウンテンやレスリー・ウェストだ。ハーモニクスやサステインが見事だね。昔からギタリストなら誰でも好きだけど、一番はいない」と答え、偉そうなギタリストを嫌っていたという。

ランディに大きな転機をもたらしたオジー・オズボーンについては「正直(ブラック・サバスの)大ファンとは言えない。だが実績は間違いなくすごいよ。尊敬してる」と話し、さらにオジー・オズボーン・バンドのメンバーとして世界中をツアーで回ることについては「オジーと一緒に壮大なステージに立つ。言葉にならないよ。地元で活動していたら、突然、大舞台へ飛躍した」と述べ、オジーへの感謝を常に忘れなかった。

一躍有名になった後も、「正直な話、ギターの練習を再開したいと思ってる。レッスンも受けたい。イギリスではクラシックを習った。休暇があれば通って、技術を磨きたい」と言ったランディ。ひたすら真摯にギターへ向き合う真のギタリストだった。


場面写真は、人懐こくていたずら好きなランディの素顔が伝わってくるオフショットが満載。横顔がスヌーピーに似ていることから、あだ名が“スヌーピー”だったランディ。本人もこのあだ名を気に入っていたといい、アメフト選手に抱えられながらスヌーピーのぬいぐるみを手にした一枚も印象的だ。