今冬に節電に取り組む家庭や企業に特典を与える制度を巡り、政府が特典として付与するポイントを上乗せする方針を固めたことが7日、分かった。電力使用量を前年同月比3%以上減らしたことを条件に、家庭は月千円、企業は月2万円それぞれポイントを増やす。
電力需給が厳しくなると見込まれるため、節電への協力をより強く促す必要があると判断した。

 政府は既に、電力小売事業者が実施する節電サービスに参加する家庭に順次、1回だけ2千円相当のポイントを付与している。企業は20万円相当で、準備が整い次第、1回に限り付与する予定だ。ポイントは買い物などに利用できる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/206989