https://www.yomiuri.co.jp/national/20221005-OYT1T50195/

ソニー生命保険の海外子会社から約168億円相当の資金を不正に引き出し、暗号資産「ビットコイン」に交換して隠したとして、詐欺罪と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)に問われたソニー生命元社員石井伶被告(33)の公判が5日、東京地裁(小林謙介裁判長)であった。検察側は論告で「巨額の資金を詐取して隠した空前絶後の事件だ」と述べ、懲役10年を求刑。弁護側は情状酌量を求め、結審した。判決は11月18日。