米SECがセレブの仮想通貨宣伝をステマと判断した理由…「#Ad」のハッシュタグだけでは不十分だった

キム・カーダシアンが仮想通貨広告の告発に関連した和解金として
126万ドルを支払うことに合意したとアメリカ証券取引委員会が発表した。

カーダシアンは、インスタグラムでの仮想通貨を宣伝する投稿でいくら受け取ったかは明らかにしなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e48ebee1890e92cd6c2d66c927d2d30c82a27c2a

セレブやインフルエンサーは「#Ad」と載せて、
見た人にその投稿がスポンサー付きや広告であることを伝えてきたが、
暗号通貨とトークンの宣伝の場合は、SECは証券の宣伝とみなし、開示条件は厳しくなる。

「連邦証券法は、仮想通貨を宣伝するセレブや個人に、
宣伝の代わりに受け取った報酬の形式や出所、
金額について開示しなければならないとを明確に規定している」と、
SEC監視部門のディレクターを務めるグレビル・S・グレイワル(Gurbir S. Grewal)は語った。