たとえば米Amazonで「smart drugs」と検索すると、数百をはるかに超える商品数がヒットする。それらは基本的に医薬品というよりは栄養補助食品であり、その成分はたとえばビタミンB群や葉酸といったビタミン類、イチョウエキスやテアニン、オメガ3脂肪酸といった植物・動物由来成分、アミノ酸類、そしてカフェインなど日本人にもなじみのあるものが中心である。それらのラベルには、「Brain Function Support」(脳機能サポート)、「Enhanced Memory」(よりよい記憶力)といった効果が謳われている。