タピオカの流行は過ぎたけど 主食だから「どうしても食べたい」
タピオカの原料にもなる南米原産のイモ、キャッサバを昨年から栽培し始めた男性が、茨城県古河市にいる。
タピオカミルクティーを飲むことを意味する「タピる」が流行したのは、3年も前のことだ。街のあちこちにあったタピオカ専門店は次々と閉店し、既に流行は去っている。
なぜ今、キャッサバ作りに挑戦するのか。
9月上旬、同市上辺見のキャッサバ畑で、大和(おわ)一正さん(78)にたずねた。
「この辺りは日系ブラジル人が多いのですが、ブラジルの主食キャッサバはほぼ生産されていません。日本で頑張る彼らを応援しようと、栽培を始めました」
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