福島市の福島稲荷神社で8日、秋の例大祭が始まった。初日は巫女(みこ)2人による浦安の舞の奉納などの神事が行われた。10日まで。 新型コロナウイルス対策のため行事の一部を簡略化したが、3年ぶりに3日間の日程で例大祭を開く。 神事には氏子ら約100人が出席。丹治正博宮司が祝詞を奏上し、岩見政弘総代会長が代表で玉串をささげた。丹治宮司は「コロナ禍でも例大祭の意義は変わらない。心静かに神様に感謝の気持ちをささげる機会にしてほしい」と述べた。 境内や神社周辺には約30の露店が並び、多くの参拝者らでにぎわっている。 9日は午後6時から連山車が福島駅前通りを出発し、県庁通りなどを練り歩く。10日は午前11時から神社周辺の市街地で「二之宮神輿(みこし)渡御」を予定している。
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