https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220308/k10013520151000.html
ANA 新たな国際線「エアージャパン」2023年度下半期 就航へ
航空大手のANAホールディングスは、2023年度の下半期を目標に、成田空港を拠点として新たな国際線の運航を始めることになりました。新型コロナの感染収束を見据え、外国人観光客などの需要を取り込むねらいです。
ANAホールディングスは8日、都内で会見を開き、子会社の「エアージャパン」が2023年度の下半期を目標に、アジアやオセアニアなど中距離の国際線の運航を開始することを明らかにしました。
「全日空」と、LCC=格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」に次ぐ、3つめのブランドとして成田空港を拠点に運航するということです。
機体はボーイング787型機を使い、全日空よりも座席数を増やしつつ、価格はLCCと同じ水準に設定するなどとしています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国際線の客足が戻らない中、会社では感染が収束したあとを見据えて、外国人観光客やビジネス客の需要を取り込みたい考えです。
エアージャパンの峯口秀喜社長は記者会見で「全日空とLCCのよいところどりの新しいモデルを目指したい」と述べました。