パタゴニア創業者、83歳 「シマリスで飢えをしのいだ」若き日々も

「シュイナードは独学で鍛治技術を身につけ、当時、自分でデザインし製作した独創的なピトンやカラビナなど、さまざまな登山用具を売って細々と生計を立てていた」(ジョン・クラカワー著『エヴェレストより高い山』「ヴァルディーズの氷」より)

当時のシュイナード氏は「一年の大半を、石炭を燃料にした持ち運び式の炉を手に山岳地帯を渡り歩いて過ごし」、「その間の収入は雀の涙とすら言えないことが多かった」という。「あまりにも懐が寂しくなりすぎて、彼と山仲間はシマリスやヤマアラシで飢えをしのがなければならないことすら度々だった」。
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