F1日本GP 角田裕毅に20万人が沸いた 初の母国凱旋、岸田首相にプレゼントも渡した
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夢にまで見た母国GPに、何と総理大臣まで来た。
角田は決勝前のセレモニーで岸田文雄首相と握手し激励を受け、
レーシングスーツをプレゼント。レース前に初めて日本の国歌を聞き、
「日本人として光栄なこと。力強い気持ちでレースに入れた」と燃えたぎった。
激しい雨の中、スタートに成功し3台を抜いた。
「前は全く見えなかった。勘で走った」とセンスを発揮し9位に浮上。
だが2周で赤旗中断となった。
約2時間後に再開し、13周目には10位を走行。
11位のラッセル(メルセデス)とのバトルで沸かせた。
16位まで落ちた終盤、執念の猛追。
シューマッハー、マグヌッセン(ともにハース)を次々と追い抜き、見せ場を作った。
13位で12戦ぶり入賞は届かず。
「できる限りのことはした。オーバーテイクもできて良かった」と全力は尽くした。
一方で「ポイントで終えたかったのが正直。(自己採点は10点満点中)8点くらい。
毎コーナー、日本の方々の景色が見られて、その分、悔しさが増します。
(再開後は)9位でスタートしたので」と唇をかんだ。