焼津漁港カツオ窃盗事件 “第3の窃盗ルート“関与か5人逮捕
10月11日 18時14分
冷凍カツオの水揚げ量日本一を誇る焼津漁港をめぐるカツオの窃盗事件で、第3の窃盗ルートに関与した疑いがあるとして、警察が11日、焼津市内にある水産加工会社の元幹部などあわせて5人を逮捕したことが捜査関係者への取材でわかりました。
焼津漁港では去年からことしにかけて水揚げされたカツオが盗まれる事件が相次いで発覚し、2つのグループが逮捕・起訴されています。
さらにことし6月には地元の水産会社が去年3月中旬に約17トンのカツオを盗まれたとして新たに被害届を出し、警察はこれまでに立件した事件とは別の、「第3の窃盗ルート」でカツオが盗まれたとみて、焼津市内にある水産加工会社や運送会社を捜索するなどして捜査を進めてきました。
その結果、警察が11日、この事件に関わった疑いで水産加工会社の元幹部などあわせて5人を逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は5人の役割やカツオが運搬された経路などについて詳しく調べを進めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20221011/3030017879.html