11日朝、兵庫県警の27歳の男性警察官が個人情報の書かれた捜査資料などを紛失しました。

 なくなったのは、姫路市内に住む高齢の男性とその家族の住所や氏名などが書かれたメモと、別の事件の捜査資料の計2枚です。

 飾磨警察署によりますと、地域課に所属する交番勤務の男性巡査長(27)は11日午前9時半すぎ、行方がわからなくなっていた高齢男性の捜索を終えて署に戻り、パトカー内から荷物を取り出そうとしました。

 その際、バインダーに挟んだ状態の捜査資料など4枚をパトカーの天井に置いたまま、回収するのを忘れてしまったということです。

 その後、別の署員がこのパトカーを使い、約1時間半後に地域の住民がバインダーを署に届けたことで事態が発覚しました。

 付近を捜索した結果、捜査資料4枚のうち2枚は見つかりましたが、残りの2枚は無くなったままです。

 飾磨警察署は、連絡先がわかる人物に対してはすでに謝罪していて「(書類の)発見に努めるとともに、再発防止の指導を徹底してまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcb6a4a480d2cca08fbc921f0855a6bc846d9d7e