横浜拘置支所(横浜市港南区)は11日、勾留中の60代の男性被告が拘置支所内の単独室で死亡したと明らかにした。
11日午前6時ごろ、職員が、髪止めのゴムを頭から顎(あご)にかけた状態の被告を発見。既に呼吸はしておらず、搬送先の病院で死亡が確認された。

 一方、男性被告の代理人弁護士は11日、横浜市内で記者会見し、男性被告がイスラエル国籍だと明らかにした。
覚醒剤を輸入したなどとして覚醒剤取締法違反などの罪で起訴され、2020年11月から同拘置支所などで勾留中だった。
心臓に持病があり、代理人が横浜地裁などに再三、精密検査や治療を許可するよう求めていた。約2年間接見禁止が続いており、精神的にも弱っていたという。【園部仁史】
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