カーナビアプリの利用経験は44.9％ 利用している有料／無料アプリは？ MMDが調査
MMD研究所は、10月11日に「車で利用するマップアプリ（カーナビアプリ）に関する調査」の結果を発表した。
予備調査では18歳〜69歳の男女4335人、本調査ではカーナビアプリ現在利用者660人を対象に行い、期間は9月12日〜9月21日。
車を運転すると回答した3052人へカーナビアプリについて聞き、ファネル構造で認知〜利用状況を見ると認知は85.0％、
利用状況は44.9％、現在利用が32.3％となった。年代別でそれぞれ最も多いのは、認知は50代が87.3％、
利用経験は10代が54.3％、現在利用は10代が41.3％となった。車載カーナビの有無別で見ると、
カーナビ搭載車の運転者は32.5％、カーナビ非搭載車の運転者は39.2％がカーナビアプリを利用し、
カーナビの搭載の有無でカーナビアプリの利用率は大きく変わらない。
カーナビアプリ利用経験者1321人を対象へ利用しているアプリ（法人契約での利用は除く）の利用方法は、
「無料利用」が90.5％、「有料（無料トライアル含む）利用」が9.5％だった。
利用したことのある有料アプリは「カーナビタイム」が22.2％、「Yahoo!カーナビ」が19.0％、
「ドライブサポーター」が11.9％となった。メインで利用している（していた）アプリは「Googleマップ」が64.5％、
「Yahoo!カーナビ」が25.7％だった。
カーナビアプリに求めること（複数回答）は「常に地図が最新状態であること」が68.2％と最も多く、
次いで「画面の見やすさ」が61.4％、「GPSの安定性／正確性」が60.2％となった。
車載ナビやカーナビ端末を今後もナビ目的で利用する意向があるか聞いたところ、
「利用したい」と「やや利用したい」を合わせた利用意向は86.9％となった。
その理由（複数回答）は「あったほうが安心するから」が57.0％、
「画面が大きくて見やすいから」が45.1％、「データ量や通信料金を気にせず使えるから」が41.3％となった。
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