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2022年10月11日 20時8分
シンガー・ソングライターの椎名林檎の〝ヘルプマークそっくり騒動〟で、東京都が対応を検討していることが11日、分かった。ヘルプマークを管理する東京都福祉保健局が取材に答えた。
東京都同局担当者は取材に、騒動がニュースになっていることや販売元が声明を出したことを承知しており、状況把握に努めていると説明。今後の対応は「検討しています」と答えた。
ヘルプマークの著作権は都が有しており、商用利用は認めていないという。
また、担当者は、ヘルプマークを使う人が気持ちよく使えることを願っていると話した。
ヘルプマークは、妊娠初期や義足、内部障害の人など、外見から分からなくても援助や配慮を必要とする人がバッグなどに着用するマーク。2012年から都営地下鉄大江戸線沿線で配布されるようになり、東京など首都圏で普及。17年には全国共通のマークとして認められ、現在は47都道府県で利用されている。