ご案内 : 貧困問題の抜本的解決を求める院内集会&対話集会
http://www.labornetjp.org/news/2022/1665392320871staff01
投稿者 : 瀬戸大作
貧困問題の抜本的解決を求める院内集会&対話集会
【趣旨・目的】
・新型コロナ災害緊急アクションや反貧困ネットワークで支援対応をおこなっている相談
者では、20代~30代が60%を超える。「生きていくなかで良い事なんか一度もなか
った。」うつ病や精神疾患を抱えている相談者が最近70%を超えている。子どもの時か
ら親に責められていた。一度も正規の仕事に就けなかった。正規の仕事に就いても競争や
ブラック労働で追い込まれ、精神的にも追い込まれた。面談と伴走を続けるなかで感じる
ことは、これからの人生に希望を持っていないこと。ネットの中だけが逃避できる居場所
、社会も政治にも期待なんかしていない。「やり直しなんかできない社会」こんな底が抜
けた社会にしてしまった政治の責任は重い。
・10月3日に国会が召集された。コロナが収束すれば、暮らしの厳しさは解決に向かう訳
ではない。6月に実施された参議院選挙において各政党は、貧困格差問題に関する「選挙
公約」を発表している。国葬や統一教会問題、軍備増強と軍事費増大、原発再稼働、、「
食べられない、家賃が払えない、希望もないのでもう死にたい。」政治は責任を果たして
ほしい。
・私たちは、支援現場からの政策課題を明らかにし、提言をおこなう。各政党は、選挙公
約を実現する事に全力を挙げる事を約束してほしい。省庁は、当事者や市民の声を聞いて
、政策に反映してほしい。
【概要】
日時:2022年10月20日(木)15時〜17時30分(準備14時集合、開場14時半)
会場:衆議院第一議員会館 大会議室(300名収容)
開催方法:対面とオンラインのハイブリッド形式 *YouTube配信あり
主催:反貧困ネットワーク コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも
電話相談会
協力:新型コロナ災害緊急アクション 移住者と連帯する全国ネットワーク貧困対策プロ
ジェクトチーム
【プログラム(案)】(敬称略)
●宇都宮健児(反貧困ネットワーク理事長) 開会・趣旨説明 5分
●瀬戸大作(反貧困ネットワーク事務局長) 支援現場からの報告と
提言
15分
●原文次郎(反貧困ネットワーク外国人支援担当) 追い詰められる在留資格のない
外国人支援
10分
●猪股正(コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会)相談会
からの提言
15分
●雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人) 支援現場から見た女性からの提言
10分
●宇都宮健児(反貧困ネットワーク理事長) 総合政策提言読み上げ
5分
●国会議員より挨拶と各政党の政策 各政党7分ずつ 上限3
5分
●省庁との話し合い 60分