円は1ドル=160円に下落も、日銀ではなく米当局の姿勢次第-シティ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-13/RJOAG3T1UM0W01
米連邦準備制度が利上げと量的引き締め(QT)について方向転換しない限り、円はドルに対してさらに大幅に下落する可能性がある。シティグループのアジア太平洋トレーディング戦略責任者、モハメド・アパブハイ氏がこのような見方を示した。

   円は13日、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に24年ぶり低水準付近にとどまっている。

  アパブハイ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「これは実際、日本銀行がコントロールできることではないと思う」と述べた。「為替相場を動かしているのがQTであるかどうかにもよるが、185円という予想すらある」と話した。

  同氏はまた、米QTの結果としてドルが3%上昇すれば、ユーロは1ユーロ=90セントになったり過去最安値を付けたりする可能性もあるとの見方を示した。

  「しかし、そうなるよりずっと前に米金融当局は退かざるを得ないと思う。少なくともそう望んでいる」と付け加えた。

以下ソース