―居酒屋の需要が戻らない。この3年を振り返り、一番つらかった時期は

コロナ禍での居酒屋業態、宅食業態について語る渡邉代表

コロナ禍の最初の時期が一番厳しかった。休業補償もなく、どんどん赤字になった。
その後、厳しい状況にありながらも休業補償などが受けられることになり、営業利益は赤字でも経常利益で帳尻が
あうところまでもっていけた。居酒屋業界は、2020年は(コロナ関連)融資に支えられたが、今が一番厳しいと思う。
ここからさらに厳しくなるかもしれない。

―コロナ前から店舗数を半分以上減らした大手居酒屋チェーンもある。

ワタミの場合は家賃の高い店舗を閉め、物流も見直し、売上がコロナ前の2019年比の7割を確保できれば黒字をあげられる体質に
なんとか変えてきた。だが、どう頑張ってもそこまで届かない。この状況が続くと、
赤字店舗のさらなる閉店も検討せざるを得なくなる。ワタミは、居酒屋関係でもともと約500店舗だったが、今は250店舗になった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9f6927255e9540106a112fa4e14078ac0072ddf