沢田研二、直前に「コンサート日程変更」の前代未聞トラブル ファンの怒りと困惑

10/13(木) 7:15配信

 東京・渋谷で沢田研二(74才)の全国コンサートツアーがスタートしてから3か月。ファイナルは来年、沢田の75才の誕生日である6月25日に、因縁の地である「さいたまスーパーアリーナ」にて開催される。過去にこの場所で「当日ドタキャン」をした彼に、またもや“トラブル”が起こっている。一体何が──。

 その知らせは10月初旬、突如、沢田の公式ホームページに掲載された。
《沢田研二 LIVE 2022-2023「まだまだ一生懸命」ツアーの11月15日(火)東京国際フォーラム ホールA公演につきまして、主催側のコンサート日程管理に不手際がございました。そのため、11月15日(火)に予定しておりました東京国際フォーラム ホールA公演の日程を変更させていただくこととなりました》

 開催まであと1か月と少しだというのにコンサートの日程が突然、変更になったのだ。変更後の日程は、前日の11月14日で会場は同じ。しかし、ファンにとっては「たかが1日前倒し」という簡単な話ではない。15日のコンサートのために前々から予定を調整してきた人たちからは落胆の声が相次いでいる。

「地方から上京するため、飛行機を予約していたんですが、いわゆる“早割”で取っていたので変更できません。公演のチケットは払い戻しされますが、飛行機代は補償されず、決して安くない交通費をドブに捨てる羽目になってしまいました」(60代のファン)

「すでに会社に有給休暇を申請していて、代理の人員も頼んでいたので、いまさら有休を変更したいとも言えず……。こんなミス、普通ならありえないですよね」(50代のファン)

 今回のコンサートを主催するイベント会社に問い合わせたところ、

「この度はご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません。弊社の方で15日とご案内してチケットの販売を行っていたのですが、こちら側の管理の不手際で11月14日の公演になりまして……」

 と、詫びるばかり。その“不手際”が生じてしまった詳細については語らなかった。一体何があったのだろうか──。

■普通なら起こらないミス

 順調に進んでいたはずのライブツアーで突如として湧き起こった日程変更騒動。あるイベント会社のスタッフは、このトラブルに首をかしげる。

「通常、コンサートの日程は、1年以上前、規模によっては2年以上前から何人もの関係者が打ち合わせを重ねて検討し、会場を押さえます。普通ならこんなミスは絶対に起こりようがないんです。しかも、この公演はチケットの先行発売が5月。ずいぶん時間があったのにこのタイミングでの“不手際”発覚というのも理解し難い。結果的に前日に変更になったわけですが、前日に同じ会場がたまたま空いていたというのも、何とも不思議ですね……」(イベント会社スタッフ)

 思えば、沢田のコンサートにはトラブルがつきものだった。2015年には、コンサート中に観客にブチ切れるという騒動が起こった。MCの最中に「歌って?」と声をかけた観客に対し、「黙っとれ! 誰かの意見を聞きたいんじゃない。嫌なら帰れ!」とプッツン。

 さらに、2018年には、さいたまスーパーアリーナでの公演当日にドタキャン。9000人の集客予定が7000人しか集まらなかったからというのがその理由だったが、せっかく集まった7000人のファンを置き去りにして会場から引き揚げてしまったことは世間でも波紋を呼んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a55e77c64e88705008e83520a40dab8eaa4a2a9