円相場が一時、1ドル=147円台後半をつけるなど歴史的な円安が進む中、日銀の黒田総裁は今後も大規模な金融緩和を続ける考えを強調しました。

日本銀行 黒田東彦総裁
「経済・物価に対して最も適切な金融政策・金利を考えると、いま(金利を)引き上げる必要はないし、適切でない」

日銀の黒田総裁はけさ、G20終了後の会見で、現在の大規模緩和を続ける考えを改めて示しました。

鈴木財務大臣
「過度な変動に対しましては、適切な対応を取りたい」

一方、円相場が32年ぶりに一時、1ドル=147円台後半まで円安が加速したことを受け、鈴木財務大臣は改めて市場をけん制しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dba853efc6e7cb50fd393806faf7873770f2a43