22年産米作況「平年並み」 在庫解消、3年ぶり価格上昇か
農林水産省は14日、2022年産のコメ（水稲）の全国の作況指数（平年＝100）が、9月25日時点の調査で「平年並み」の100になるとの見通しを公表した。天候に恵まれた北海道や西日本を中心に生育が順調だった。一方、東北や九州で台風や日照不足などの影響を受けた。消費低迷に応じて作付面積の減少が続いており、主食用米の収穫量は670万3千トンと過去最低になる見込み。
22年産の予想収穫量は、農水省が試算した需要に見合う生産量を下回る。想定通りになれば、新型コロナウイルス禍などで積み上がった過剰な在庫が解消され、米価は3年ぶりに上昇しそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/784796faf7f74ffadb2a908eb3357d491707ee59
