パリ・サンジェルマン(PSG)は、大きな話題となっている『Mediapart』の報道を否定する声明を発表した。

現在大きな物議を醸している『Mediapart』のレポート。同メディアによると、PSGは2018年~2020年にかけて「URéputation」へと金銭を支払ってSNS上でのキャンペーンを依頼。「URéputation」は偽のTwitterアカウントを作成し、選手個人や否定的なメディアをSNS上で攻撃するなど、PSGが有利になるようなキャンペーンを実施していたとのこと。2019年には当時からレアル・マドリーへの移籍が取り沙汰されていたキリアン・エンバペ、去就に揺れていたアドリアン・ラビオなどがターゲットになっていたようだ。

50ページにも及ぶ『Mediapart』のレポートだが、「URéputation」の元運営ディレクターは『RTL』のインタビューでPSGからの仕事を受けたことを認めている。また、レポート内ではPSGの支払いを証明する請求書と思われる書類も公開されている模様。さらにフランス『RMC Sport』は、エンバペが感じた「裏切り」や退団希望はこのキャンペーンが影響していることを伝えている。

渦中のPSGだが、この『Mediapart』の報道を断固として否定。「彼らの主張を強く否定する。PSGは国際的なブランドであり、他の企業同様、クラブやスタッフ、パートナーの功績を称えるために世界中のSNS機関と常に連携している。だが、誰かを中傷するために契約したことは一度もない」と完全に否定した。今後の動向は大きな注目を集めそうだ。

https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/PSG-mbappe-sns-digital-army-20221014/bltd33f98d3dd7bfe37