アメコミ『スーパーマン』のジョン・ケントが両性愛者(バイセクシュアル)とカミングアウトして世界を驚かせたが、
発行部数が伸び悩み連載中止に追い込まれていたことが分かった。


DCコミックスが『Superman: Son of Kal-El』の連載打ち切りを発表。

本作の次世代スーパーマンであるジョン・ケントは、友人の男性記者と恋に落ちたことでバイセクシュアルをカミングアウト。
校内銃乱射事件を扱ったり、難民の強制送還や、気候変動否定派たちと戦い現代の社会問題に切り込んできた。

しかし発行部数は下落の一途を辿り、今年12月発売予定の第18号の連載をもって終了が決まった。

調査会社Comichronによれば、2021年7月に発売された『Superman: Son of Kal-El』第1号の売上は6万8800部。
第4号は3万7500部に急落し、先月の第16号は3万4000部にまで落ち込んだ。

DCコミックスの取り組みに抗議するため辞職した元カラーリストのゲイブ・エルターブ氏は、連載打ち切りのニュースに「私の勝ちだ」とコメントしている。

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