同性愛者の米ラッパー、ツアーでスカートをはいたら「自由」になれたと告白…両親も「誇りに思う」と息子への理解示す(Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー))
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf22c7509f984e90d122b8e6ffd711b5eaac1408
https://i.imgur.com/CGg61LW.jpg

グラミー賞受賞ラッパーであり、TikTokで人気になったリル・ナズ・X(23歳)は、既成概念の枠を超えようとしていることで有名だ。2019年6月、プライド月間のときにゲイであることをカミングアウトした彼。

以来、ハイファッションとビューティを美しくマッチさせたり、アイコニックなライブパフォーマンスを披露したり、あるいは同性愛を嫌悪する人たちの前ですら怖いもの知らずで、自身のプラットフォームを使って他者を勇気づけている。

そんなリル・ナズ・Xが最近、『People』のインタビューで、自身のファッションについて「スカートをはいてパフォーマンスしたことで、とても自由になれた」と明かしている。

「僕は家族や大勢の人の前で、コーチ(COACH)のかわいいスカートをはいてステージに上がることにすごくナーバスになっていた。でも、いざはいてステージに出てみたら、すぐに“子供の頃の自分”を自由に解き放っていると感じた」

ステレオタイプな見方に抵抗しようという彼の思いは、愛する人たちにも影響を与え、ものの見方を変えた。

「(スカートをはいてパフォーマンスした)あのステージにあったものとは全て反対のものを信じている僕の家族が、ついに、『僕を心から誇りに思う』と言ったんだ。僕は人の心を変えているんだと感じたよ」とナズ。

自分は今も大スターになる前と同じ「間抜けなクラスのおどけ者」だけれど、今は自分の夢を追い求めることに「もっと野心的で大胆不敵になっている」と言う。

「リル・ナズ・Xは(本名の)モンテロがもっと本当の自分らしくなる助けをしているんだ。音楽が僕にもっと自信を持たせてくれたんだ」。