将棋の徳田拳士四段(24)が16日、兵庫県加古川市の鶴林寺で加古川青流戦決勝3番勝負第2局に臨み、前日15日の第1局に続いて94手で勝利し、対戦成績2勝0敗で棋戦初優勝を決めた。
齊藤優希三段(26)から2日間で2勝を挙げ、4月の四段昇段以降の今年度成績を21勝1敗(未公開のテレビ対局を除く)の勝率・955とした。
「中終盤が難しくミスしたかもしれないが、自分としてはうまく指せたかなと思う。(優勝後、大盤解説会場の)部屋に入ると、立ち見客がいて活気があってビックリしました。これからもまたこういう舞台に立てるよう頑張りたい」
戦型は先手齊藤の相掛かり。歩越しに据えた相手飛車角を2枚の銀で攻め、両獲りの桂打ちからペースを握って押し切った。
四段昇段からの29連勝でフィーバーを巻き起こした藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖を含む5冠=はその2017年度が61勝12敗の・836。自己最高はその翌18年度で、45勝8敗の・849だった。
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