ソロモン諸島、すべての軍艦寄港を停止 中国に一層傾斜
シドニー=松本史】ソロモン諸島が中国寄りの姿勢をさらに強めている。8月には米国の巡視船の寄港を認めず、その後にはすべての国に軍艦寄港を見合わせるよう要請したと発表した。米やオーストラリアは専制色を強めるソガバレ首相に懸念を募らせており、外交関係者からは「中国を利する動きが増えている」との声が上がる。
「巡視船があらかじめ計画していた(首都)ホニアラへの寄港ができなかったことに失望している」。8...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM017GI0R00C22A9000000/