１２日午後１時から営まれた安倍元総理の葬儀。遺体を乗せた車が総理官邸や国会議事堂などゆかりの地を巡り最後のお別れをしました。
２００７年の能登半島地震では、被災した輪島市を視察した安倍元総理。避難所生活を送る住民を激励しました。
洋服店を営む下口洋子さんの自宅には今も当時の写真が飾られています。
下口洋子さん：
「この時も（安倍さんは）すごい笑顔でしょう。本当に自然体だった。優しかったから、なんとなく普通の人っていう感じだったかな、喋りやすくて。店を立て直さないといけないっていうのでお金を借りるときに利息を無くしてほしいってことを訴えに行ったわけ。そうしたら『そうですね』って。即断で『そうします』って言ってくれて。…本当に許されないことが起きてしまったね」
拉致被害者家族会で安倍元総理と交流があった寺越昭男さんたち３人も安倍元総理の死を悼みました。
寺越昭男さん：
「安倍さんを信頼して今まで安倍さんについて来たという感じです。殺されるのは私たちにとっては耐えられない」
北野政男さん：
「あの死に方は考えられない。犯人に対しても、なんでああいうことをするのかなと」
内田美津夫さん：
「そこまで踏み込んで交渉してやろうという人がいなくなったので、（拉致問題が）長引くんじゃないかという心配はしています」
３人は政府に対し、「安倍元総理の意志を継いで『被害者を取り戻す』という強い気持ちで問題に取り組んでほしい」と話しました。
※動画には参院選で当選した岡田直樹さんのインタビューとともに収録しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dd481aec217752c3a2a8025d109583b01412d65
