中国チップ禁止は、米国の極端な自傷行為である
中国がチップ独立に巨額の資金を投入する一方で、苦境にある欧米の半導体業界では設備投資と研究開発が暗礁に乗り上げている。

【ニューヨーク発】バイデン政権が10月7日に発表した中国へのチップとチップ装置の販売禁止という前例のない制裁は、世界の半導体産業にとってこれ以上ないほど悪いタイミングに訪れたといえる。
欧米の半導体産業の設備投資と研究開発への損害は、ワシントンのチップ産業へのわずかな補助金を5倍以上上回ることになる。
米国の措置は、中国のセンサー、衛星監視、軍事誘導、その他の戦略システムに影響を与えないだろう。なぜなら、軍事アプリケーションの大部分は、中国が自国で生産できる古いチップを使用しているからだ。
また、米国のチップ製造技術や設計技術を置き換えるために、中国が全面的に取り組むことになるでしょう。中国が半導体産業に巨額の予算を割り当てる一方で、米国の半導体産業では設備投資と研究開発が大幅に縮小される。

https://asiatimes.com/2022/10/china-chip-ban-a-us-exercise-in-extreme-self-harm/