ロシア南部に戦闘機墜落、住宅で火災 6人死亡

ロシア南部クラスノダール地方のエイスクで17日、訓練をしていたロシア軍の戦闘機が集合住宅の敷地に墜落した。タス通信などが伝えた。爆発と火災の発生で少なくとも6人が死亡し、子どもを含む約20人が負傷した。

墜落したのはロシア軍の戦闘爆撃機「スホイ34」。離陸時にエンジンから発火したことが墜落の原因とみられている。政府系テレビは低空を飛ぶ戦闘機から炎が上がり、住宅地に落ちる場面を現場からの映像として伝えた。子どもを含む約250人が避難したもようだ。パイロットらは緊急脱出した。

米CNNによると墜落後に発生した火災の面積は2000平方メートルにのぼった。墜落した現場で漏れた戦闘機の燃料に引火したとみられる。タス通信などが伝えた目撃者の話によると集合住宅は9階建てで、建物の大部分が燃えていたという。
墜落したスホイ34は高性能のセンサーを搭載し、ロシアによるウクライナ侵攻でも使用されている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB180MN0Y2A011C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1666055431


ロシア軍訓練施設で乱射 11人死亡 宗教めぐる口論が原因か

ロシア西部の軍の訓練施設で2人が銃を発砲し11人が死亡したことをめぐり、ロシアの独立系メディアなどは容疑者は中央アジア出身のイスラム教徒で、宗教をめぐる口論が原因だった可能性もあると伝えています。

ロシアの国営通信社はロシア国防省の話としてウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州の軍の訓練施設で15日、2人が銃を発砲し、11人が死亡、15人がけがをしたと伝えました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221017/k10013861361000.html