岐阜市で11月6日に開かれる「ぎふ信長まつり」の目玉イベントの武者行列に、俳優の木村拓哉さん（49）が織田信長役で登場する。観覧者を全国から募ると、定員1万5000人に対し、少なくとも40倍の約60万人が応募。期限は20日までで、今も増え続けている。信長に扮した木村さんの写真を使ったポスターがインターネット上で売買されるなど、地方の都市に突然やってきた「キムタクフィーバー」は熱を帯びる一方だ。
◆キムタクを動かしたきっかけは…
「想像以上に応募が多く驚いている」。実行委員会事務局を兼ねる市の担当者はうれしい悲鳴を上げる。
信長まつりは新型コロナウイルス禍で中止が続き3年ぶりの開催。市は当初、戦国時代の衣装でパレードする「信長公騎馬武者行列」を見送る予定だった。そこへ、木村さんが信長を演じる映画の製作元である東映からPRも兼ねて参加したいと提案があり、方針転換した。
東映によると、共演する伊藤英明さん（47）＝同市出身＝から、かつてまつりで信長役を務めたことを伝え聞いた木村さんが熱望したという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/208775
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