円相場は1ドル149円台を付け、32年ぶりの円安水準に改善の兆しは見られない。
そんな中で番組では、世界に飛び出し、好条件の中で働く日本人を紹介。
井上アナは「日本で働くのはばかばかしい、若いうちは海外に行きたいという気持ちは分かる気はします」としつつ、
「そうすると優秀な若者がどんどん海外へ行ってしまいます」と懸念を示した。

番組ではさらに、世界各国の今年の最低賃金を比較した。
日本が全国平均で時給961円なのに対し、ドイツでは約1759円、ルクセンブルクでは約2353円という高水準という。

米国はカリフォルニア州で15ドルで、149円換算だと約2235円になる。
さらに来年1月からは、ファストフード従業員の給与を大幅に引き上げる法律が施行されるため、最低賃金は時給22ドル(約3278円)になるという。
井上アナは「それにしても日本で時給3000円の仕事なんて、想像もつかないですよ」と絶句した。

景気のいい海外と比べ、日本国内は値上げや円安、給与問題など経済的に苦しいニュースが続く。
井上アナは「日本だけがガラパゴス化していって、総貧困国というか、寂しい。国力もどんどん(下がっていく)」と嘆いていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f79cb97f767ea3a145367270c851ee5b1d11a0a5