先進国が軒並み進めた直間比率の見直しが日本では10年くらい遅れて始まり(大平が選挙で負けたせいで)、
さらにバブル崩壊後の景気対策で直接税減税規模に見合う間接税減税をやらず、
おまけに財政出動乱発しまくって財政ボロボロになったのが90年代

2000年代初頭に当然国債格付け引き下げ食らいまくり、
おまけに高齢化率がいきすぎて社会保障コストが激増、
景気回復と成長による税収増で何とかしようという上げ潮派は、
ばらまきまくっても成長しない現実の前に勢力激減、
元々上げ潮派だった安倍すら増税派に転じるような状況で、
安倍福田麻生とリレーされて消費税増税準備が進んだ。

でも鳩山民主に選挙で負けたせいで消費税増税が一度とん挫、
結局民主も消費税増税するしかない現実を思い知らされ消費税増税派に転向、
三党合意で2010年代に消費税増税決定&実施に至る。

ちなみにこの間、殆どの年度で財政出動やってるんで、緊縮財政なんてのとは程遠い状態でもある。