ロシア併合4州「核の傘適用」 大統領報道官が欧米けん制

10/19(水) 6:09配信

ロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の4つの州について、プーチン大統領の報道官が、
ロシアの「核の傘」が適用されると明言した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は18日、一方的に併合したウクライナのドネツク州など4州について、
「ロシア領土として統合されつつある」と主張した。

そのうえで、4州は核兵器の脅威で領土を守る「ロシアの核の傘」が適用されると述べた。

ロシアが定める核戦略の基本原則では、国家の存亡が脅かされる通常兵器での攻撃の場合などが含まれている。

4州がロシアの領土だとアピールし、攻撃に対し核兵器の脅威を誇示し、ウクライナや欧米を強くけん制したとみられる。

一方、ロシアは18日、ウクライナのキーウの発電所にミサイル攻撃を行った。

寒くなる季節を前にインフラを狙い、市民を不安に陥れる狙いでの攻撃とみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6322ef89caa1b83de451484f9516a4bd1f7cf9a8