三重県議会は17日、議員による交流サイト(SNS)への差別的な投稿禁止を盛り込んだ「議員の政治倫理に関する条例」改正案をまとめた。差別的な投稿に「いいね」ボタンを押すことも禁じた。全会派が参加する「政治倫理に関する検討プロジェクト会議」で合意した。年内にも可決を目指す。

 県議会事務局によると、同様の条例は都道府県では例がないという。県議によるSNS上の不適切な言動を受け、条例で禁止事項を明示して倫理意識を高める狙い。

 本人による人権侵害行為に加え、「侵害行為を行うことの扇動」「第三者の行った侵害行為に対する賛成の意見の表明」も行ってはならないと明記した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/816ed6590f4dd2dc148a3ac74ebe761688e47b7e