国会では参議院予算委員会で、午後も質疑が行われました。旧統一教会との関係が明らかになっている山際経済再生担当大臣について、立憲民主党が更迭を求めたのに対し、岸田総理大臣は重ねて要求を拒否しました。

参議院予算委員会では午後、立憲民主党と自民党が質問に立ちました。

立憲民主党の杉尾秀哉氏は、旧統一教会との関係が明らかになっている山際経済再生担当大臣について「内閣改造があった時に当然交代だろうと思ったが、再任され、その直後から話がぼろぼろ出てきている。今からでも遅くないので、山際大臣をクビにするべきだ」と求めました。

岸田総理大臣は「それぞれの閣僚が今一度、しっかりと点検したうえで、出てきた事実や追加で指摘された事実も説明責任を果たしたうえで、未来に向けて関係を完全に断つことを前提に任命した。任命よりあとの時点で関係が明らかになった場合は、やめていただくというのが基本的な姿勢だ」と述べ、重ねて要求を拒否しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221019/k10013864331000.html