メーガン妃が18日、音楽配信大手スポティファイでホストを務めるポッドキャスト番組「アーキタイプ」の最新エピソードで、パリス・ヒルトンをゲストに「頭の悪い女性のステレオタイプ」をテーマにトークを展開した。

 パリスといえば、ヒルトンホテルの創設者コンラッド・ヒルトンのひ孫で、典型的なセレブで派手な私生活を披露してきたことで有名だ。スキャンダルで知名度を上げることで、モデル、女優、歌手、実業家として成功。
しかし、2010年にコカイン所持で逮捕されるなど、イメージは低下し、メディアへの露出は控えめになった。

 今回、パリスは「ベビー・ボイスと言われていた私の高い声はうそだったんです。パリス・ヒルトンというバービー人形を演じるために、十何年もの間、ニセの声で〝頭の悪いブロンド娘〟を演じてきたんです。〝本当の声〟はこんなに低いのよ」と切り出した。

 確かに落ち着いた声は、2000年代前半の甲高い声でわめき立てる〝お騒がせセレブ〟パリスのイメージとは大違いだ。

「本当の自分は優秀だから、意図的におバカなブロンドのセレブ像を演じられた」と言う。

 逆に演じることで自分が助けられたとも。

「テレビに出てる時は、視聴者が私に求めるステレオタイプを演じるため、甲高い声でまぬけをやっていたけど、それは、自分自身を守るために仮面をかぶっていたということでもあります。
仮面をかぶることで、メディアが意地悪で悪質で、私にとって残酷なことをずっと報じたことから、私を守ってくれました」とパリスは話した。

 メーガン妃も、2000年代半ばにアシスタントを務めたゲーム番組でステレオタイプを演じさせられたとして、「見た目だけで中身のない存在でいることを強いられるのが嫌だった」とパリスに同情していた。


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