イラン製ドローン供与をめぐり安保理会合 「国連との関係見直す必要」専門家派遣にロシアけん制

アメリカのニューヨークでは、ウクライナへの侵攻を続けるロシアにイランが自爆型ドローンを供与しているとされる問題をめぐり、国連の安全保障理事会が非公開の会合を開きました。

会合後、ロシアの代表は「ロシアのドローン産業の能力を過小評価するべきでない。イランからは供与を受けていない」と否定する一方で、国連がウクライナでドローンの調査をするために専門家を派遣することがあれば、「ロシアと国連との協力関係を見直す必要が出てくる」などと述べました。

記者
「イランの国連大使が安保理前に姿を現しました。ロシアへのドローン供与が疑われるなか、反論する見通しです」

イラン イラバニ国連大使
「政治課題の追求のためにこれらの国(米英など)がイランに対してウソの情報を広めようとするのは残念だ」

また、イランの国連大使も取材に応じ、「根拠のない主張は断固として拒否する」などと否定しました。


https://news.yahoo.co.jp/articles/7dac2c51c3d7675f5466fa29ec2cbefca0bde4fc